先日、会社同僚の結婚式二次会の司会を頼まれ、何とか初めての司会を終えることができました。
普通は人前に立つのが好きだったり、慣れている人が担当するポジションですが、
私の様にあがり症で話すことが苦手な人でも、司会をしなければならないことがあります。
会終了後は大きな満足感を得られ、結果諦には引き受けてよかったのですが、それは無事に終わってからの話。
今から司会をする人に言っても上手くなるわけではありません。
きっと私と同じ境遇の人はたくさんいるはずです。
忘れないうちに、今回で得られたノウハウと本番での注意点をまとめました。
これから司会に初挑戦する人にとって、参考になればと思います。
でも私が結婚式の二次会を開くことになったら、プロに頼むかな笑。
目次
司会は一人?二人?
結婚式二次会マニュアルなどには「司会は絶対一人」と書いていますが、私は二人でも良いと感じました。
特にクイズやゲームでは、司会席で進行しながら、ゲストや新郎新婦へマイクを向ける機会があります。
この辺りは司会1と司会2の掛け合いがあっても違和感はありませんでした。
理想は新郎新婦の幹事から一人ずつです。
そうすればゲストの大半は把握できるので、会場全体の空気を常に共有しやすいのです。
進行はアドリブで大丈夫?
私はしっかりと原稿を作成しました。
二次会の司会の経験がある人なら、ある程度アドリブでもできるかもしません。
ただ、それでもほとんどの人がプロレベルではないでしょうから、やはり原稿は作成しておくべきだと思います。
ゲストの半分は初対面です。
大学時代の友人同士の結婚などはその場の流れで進めても良いのかもしれませんが、司会はゲストをもてなす立場です。
事前準備は怠らないようにしましょう。
当日までに準備すること
私は次の4つのアイテムを用意しました。
- 司会進行用スケジュール
- ゲーム・クイズ・余興用のスライド
- 小道具
- 景品
最低限この4つは準備しておきたいですね。
1. 司会進行用スケジュール
スケジュールの準備は必須です。
“◯◯時××分に新郎挨拶”などと、それぞれの時間も分かる様に書きます。
当日は紙を印刷し、スケジュールが変更した場合にすぐ書き込めます。
細かなスケジュール変更は必ず発生するので、変更する前提で臨みましょう。
2. ゲーム・クイズ・余興用のスライド
これも必須です。景品のスライドは必ず作成するでしょうが、ゲームのルールもスライドで用意しましょう。
ゲストはお酒を飲んでいる人が多く、司会の話をあまり聞いていません。
スクリーンに映しておけば、聞き逃しても安全ですよね。
余興の紹介をするときも、スライドを使うと盛り上がります。説明や紹介は1ページで構いませんので、ぜひ作りましょう。
3. 小道具
ゲームは時間との勝負です。グダグダと進行していると、あっという間にスケジュールが押してしまいます。
そこで、ベルや音のなる小道具を使って、ゲストに時間感覚を伝えると効果的です。
ベルを鳴らしながら「あと30秒ですよ〜」と言われれば、自然と急ぎますよね。
当日はiPhoneの時計機能を使いましたが、ストップウォッチがあると便利だと感じました。
以下に、あれば便利な小道具をリストアップしました。必要な場合は早めに準備することをオススメします。
とくにチェキは必須ですね。
個人的には、FUJIFILMのチェキがめちゃくちゃカッコよくて好きでした。
4. 景品
当日までに手配しておきましょう。
事前に会場の担当者の方に、送るものと日時、大きさと数を伝えるのを忘れずに。
新郎新婦の意見をできるだけ反映させようと頑張ると、意外と予算が足りなくなるものです。
世の中には結婚式二次会用の景品を取り扱う専門店もありますので、買い出しに行く時間が取れない場合は活用しましょう。
「景品いちば」というサイトでは、メイン景品から残念賞まで、値段ごとに景品がラインナップされているため、費用の見積もりがしやすくて便利でした。
続いては、当日に気をつけなければならない点をお伝えします。
当日の注意点
さて、いよいよ二次会当日です。
一般的な注意点は数々のサイトに書かれていますので、ここでは実際に私が遭遇したことを書いていきます。
スクリーンに映す映像は冗長化しておく
PCを2台用意します。
私の時は使うはずだったPCが式直前で動かなくなり、急遽別のPCを用意しました。
データをUSBで移動し、再生できるかを確認するのに時間がかかったので、予め2台用意しておけば安心ですよね。
注意事項は2回続けて言う
ゲストは久々に会った新郎新婦や知り合いと歓談を楽しんでいます。
そこに司会が
「チェキ撮ってない方〜」
と一回言うだけでは、聞き流されて終りです。
ですので、
「皆様〜、チェキ撮ってない方〜
チェキ撮ってない方がいましたら入口の方でお撮りください」
と、二回は繰り返します。
それでも余り反応がなければ、少し時間を空けてまたトライです。
ウェディングケーキの提供時間
メインイベントの1つであるケーキ入刀が終わると、大抵の二次会ではビュッフェコーナーにケーキが並ぶと思います。
私が司会をしたときは、ケーキが並ぶのとゲーム開始時間が丁度かぶってしまったため、ゲストの1/3がケーキを取りに席を離れている状態でゲームの説明をする状況になっていました。
ゲームは最も時間を取るイベントです。
ゲーム中に何か他のイベントにかぶらないか(ドリンクのラストオーダーなど)、スケジュールを見直しましょう。
退場時間は長めに30分
新郎新婦退場〜ゲスト退場までは、意外と時間がかかります。
久々に会った新郎新婦と話しが弾んでしまって、いつまでも帰らない方もいます。
おめでたい席なので、常識的な範囲であれば、急かさずに終わりたいですよね。
ゲストが50人程度であれば、30分は確保したいですね。
司会が初めての方でも、ようやくイメージがついてきたはずです。
次からは、実際の司会進行スケジュールの例に合わせて、具体的な流れをイメージしていきましょう。
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