こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
先日、スターバックスとマクドナルドが相次いで2020年までのプラスチックストローの廃止を表明しました。
初めは「ストローなしで飲むの?」なんて思いましたが、徐々に紙ストローに切り替えていくみたいですね。
紙製のストローってあまり馴染みがないのですが、アマゾンで440円/100本で売ってました。
結構高いですね。
1本4円強。100円コーヒーの場合、約5%がストロー台になる計算。。
ただ、世界的に紙ストローの需要が増えれば、もう何分の一かになると思うので、意外に値上げには影響しないかも。
さて、その紙ストローの導入に関して、日本は積極的ではないというニュースが流れています。
事の発端は今年6月にG7で採決された「海洋プラスチック憲章」からきています。これは、海洋汚染の原因となっているプラスチックを減らし、再利用する事で、海洋環境を汚染から守ろうというもの。
年間のプラスチックゴミの総量は約3億t、そのうち800万tが海に流出していると言われています。
凄い量ですよね。
「海の汚染」というワードを聞くと敏感に反応するのが人というもの。この憲章を受けて、スターバックスやマクドナルドはプラスチックストローの廃止を表明したようです。
ただ、日本はその憲章に署名していないみたいなんです。その理由が、
- 中国やロシアが憲章に加盟していないため、世界的にみた影響が大きくないため
- 国内産業への影響が大きいため
このニュースを聞いた時、
「日本らしいな」
としみじみ思いました。
例えば選挙での投票率の低さなどは「自分のたった1票が体勢に影響を与えるはずがない」という考え方からくるところが多いでしょうし、祭りやイベントでのマナーの悪さもそうかもしれません。
直接的な影響は大きくないと思っていても、行動してみた結果、思わぬ副産物が得られることもありうるのです。
今回のプラスチックストロー廃止の件に関しても、ストローを使わない新しいドリンクの形態が生まれるかもしれませんし、紙ストロー以外の便利グッズが販売されるかもしれませんからね。
何事も保守的に考えすぎると、新しいものが生まれないなぁということを改めて感じられたニュースでした。
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