日本橋には、魚河岸の名が付く店が多くあります。
魚河岸とは、魚市場のある河岸の意で、日本橋から江戸橋にかけての河岸に魚市場があったことに由来します。
つまり、昔は築地ではなく日本橋が東京の魚市場だったんですね。
関東大震災をきっかけに日本橋の魚市場は築地へと移転しましたが、まだまだその歴史を感じることができます。
今回は、そんな魚河岸の町日本橋で食べられる絶品海鮮ランチをご紹介します。
さくら井
東京駅の日本橋口から徒歩だと5分ほど。路地裏のような細い通りに、さくら井はあります。
店の名物はズワイガニ中落ち丼です。ウニ醤油をかけていただくズワイガニは、プチ贅沢をしたいランチにはピッタリの逸品です。
さくら井の反対側には、和菓子の老舗榮太郎の本店があります。魚河岸として栄えた日本橋の周囲には榮太郎以外にも多くの本店が今もひっそりと軒を連ねます。
老舗の本店巡りをするのも楽しいかもしれませんね。
高知県芸西村 土佐鴨
とうめしで有名なお多幸のすぐそばにある隠れた人気店。雑居ビルのエレベーターを使って4階に登ると、入り口があります。初めての人は少しわかりづらいかもしれません。
有名になるのも困るので、あまり記事に載せたくなかったり。。
名物は鰹のたたき定食。初めてカウンターの中で藁焼きされている鰹を見た時は驚きました。塩だけでいただく分厚いカツオのたたきは、もちもちとした食感を楽しめる逸品です。
薄味の生姜ご飯も食欲をかき立てます。1,000円以内でこれだけ満足できる鰹のたたき定食は、東京ではあまりお目にかかれないと思います。
しまね魚酒場 主水 日本橋室町店
三越前から徒歩1分のところにあるのが「しまね魚酒場 主水 日本橋室町店」。名物のがいな丼は、そのまま食べてよし、半熟卵を混ぜてよし、出汁をかけてよしと、3つの味が味わえます。
それで1,000円を切るんですから、ちょっと安すぎる気もしますが。。絶対に行って満足できるお店ですよ。
ひよく亭
日本橋のサラリーマンに人気なのがひよく亭の海鮮丼。料金は前払い。海鮮丼、マグロ丼、しらす丼など、その日の人気メニューの中から1つを選んだら、引き換え用の小さなプレートを受け取りましょう。
海鮮丼はわさび醤油で、マグロ丼は予めごま油をベースとしたタレで味付けされています。その日の気分によって食べたい味を選びましょう。
石塀小路 豆ちゃ
読み方はイシベコウジ マメチャ。定番のおばんざい御膳と並んで人気なのが漬けマグロとアボカドの胡麻だれどんぶり。ヘルシーかつ栄養豊富なアボカドとマグロの組み合わせは、女性に大人気です。
コレド日本橋はランチの激戦区です。12時過ぎには、どの店も10人前後の行列ができます。ゆっくり楽しみたい方は、時間を少しずらして訪問することをお勧めします。
つじ半
日本橋で最も有名なランチといっても過言では無い、つじ半のぜいたく丼。昼時には2〜30人の行列は当たり前。普通のランチタイムではまず入れません。午後に余裕のある時や、早めのランチ時に挑戦しましょう。
日本橋漁港 快海
新鮮なうなぎ丼や海鮮丼などが、1,000円以内で食べられるお店。秋葉原にも店舗があります。とにかく魚が新鮮なのが特徴で、一度訪問した人は、ほとんどがリピータになるはず。
私も何人もこの店を紹介しましたが、全員に大満足してもらえました。
快海は夜も魅力的です。特に新鮮な魚介と日本酒の飲み放題メニューは、満足すること間違いなし。人数によって、いろいろ楽しめるのもいいところです。
①2人で楽しむ
コースではなく、刺身盛りや一品ものを頼みましょう。筍や山菜の天ぷらなど、採れたて野菜も楽しむことができます。
②大勢で楽しむ
ぶりしゃぶ付きの3時間飲み放題コースがおすすめ。一人5,000円前後で、最高の魚介コースを堪能できます。
日本橋に来たらぜひ海鮮を楽しんでくださいね。
(本記事の画像は、tabelog.comに掲載されているものを使用しています)
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