粉飾決算が明らかになったラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)の株価が一時81%暴落

ラッキンコーヒー

こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。

4月2日、「中国のスターバックス」の異名を持つラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)が、緊急発表したプレスリリース内で、2019年の売上高や経費を改ざんしたことを認めました。

Bloombergの記事によると、粉飾額は22億元(335億円)にのぼるようです。

同社発表によると、ジアン・リュー最高執行責任者(COO)と複数の部下による不正の疑いがあり、リュー氏らは停職処分を受けた。同社はまた、9月30日までの9カ月に関する財務諸表の信頼性は失われたと投資家に注意を喚起。規制当局への届け出によると、問題となっている複数の取引は昨年発生し、約22億元(約335億円)相当にのぼる。

この発表を受けて、米国ナスダック市場に上場している同社の株価は一時80%超の下落を記録。すでに集団訴訟の準備を始めている法律事務所の存在も報じられ、今度同社は上場廃止はおろか、経営破綻の帰路に立つ可能性すらあります。

このニュースを見ると、ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)が本気で「中国のスターバックス」から「世界一のコーヒーチェーン」を短期間で狙っていたことがわかります。

 

ラッキンコーヒーは2017年の6月に設立され、2019年5月には米ナスダック市場に上場を果たしたのですから、それだけでも立派な一流企業です。

すでに中国ではスターバックスを越す3,500店舗を構えている上、スマホでのテイクアウトを中心とした新しいビジネスモデルの先駆けでもあります。

 

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半年ほど前までは、どスターバックス社の将来を案じるニュースをよく目にしたものです。

そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けていたラッキンコーヒーが粉飾決算に走った背景には、表向きには順調でも、このままではスターバックスには勝てないという経営陣の焦りがあったのかもしれません。完全に個人的な想像ですが。

コーヒーチェーン店に期待するもの

ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)が失速することで、スターバックスなどの他のコーヒーチェーン店に追い風が吹くことは容易に想像できます。

 

ただ、個人的には、コーヒーチェーン店は過度な競争をするのではなく、それぞれの独自路線で顧客を獲得していってほしいと思っています。

そもそもコーヒーチェーンのビジネスは、シリコンバレーのIT企業のように、一攫千金の可能性はありません。

 

地道に店舗を増やし、地道に従業員を教育していく。顧客が満足するコーヒーを、豆の品質をできるだけ落とさずに提供する。

 

ラッキンコーヒーには、その考えを忘れず、また立ち直ってほしいと思います。