こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
「もうコンビニ弁当は飽きたよ!!」
と言っているあなた、大丈夫、それは味覚が正常な証です。
社会人になると、多くの人は食生活が乱れます。
これはもう社会人あるあると言っていいくらい。新入社員のときは慣れない社会人生活で、自炊どころじゃないですよね。
2~3年目になると、仕事には慣れてくる反面、帰宅時間が遅くなります。夕食を外食やコンビニ弁当、カップラーメンで済ます人も多いと思います。
私は社会人になって7年、東京で一人暮らしをすることの危うさに気づいてきました。
今回は食生活の大切さを改めて考えてみたいと思います。
不摂生だった私の社会人生活
私自身も2~3年前までは上に書いたような生活を送っていました。当時は仕事が忙しく、帰宅するのは毎日10~11時。週に1回は帰宅時間が夜の12時を越えます。
そんな生活だと、スーパーによって食材を買い、家に帰ってから調理して食べる時間なんてありません。そもそも疲れていると何もやる気も起きないので、スーパーによるとか考える余裕もありませんでした。
そうなってくると、自然と最寄り駅のファミレスやファーストフード、コンビニに寄ることが増えていきました。
私の場合、疲れてストレスが溜まっている状態だと、甘いお菓子とアルコールの誘惑に負けてしまいます。コンビニに寄って弁当、シュークリーム、ビール、お菓子、、夜食で計1,000円以上買うことも多かったです。
このような不摂生な生活を送っていると、体重はもちろん増加。私の場合は2年で約7Kgも増えました。そして、それは未だに減っていません。。
ふるさとの味は味覚バロメータ
実家の手料理がもの凄く美味しく感じるのは、親の料理が美味しいだけではなく、毎日不健康な食生活を過ごしている点が大きいと思います。それだけ身体が健康的な食材を欲しているのです。
実家に帰るたびにしみじみおふくろの味を味わうのも良いですが、自分の身体が悲鳴を上げていることにも気づいた方がいいでしょう。
身体の細胞は1ヶ月で全て入れ替わると言われています。つまり、私たちの身体は、最近一ヶ月の間に口にした食材で構成されているのです。
その食材がカップラーメンやコンビニ弁当だらけであれば、身体が不健康になるのも当たり前です。というか、何だか悲しいですよね。カップラーメンで構成されている身体って。。
最近のコンビニは高齢者を意識して低カロリーや安全といったキーワードを使うことが多いですが、だからといって家庭料理と同じではありません。
コンビニ弁当は作り置きをしなければならないので、
どんなにシンプルな食べ物でも防腐剤や酸化防止剤など、カタカナの成分が大量に含まれています。塩おにぎりさえもです。魚や野菜には着色料が使われていることも多いですよね。
「今の時代、少し位添加物を取らないとかえって耐性が無くなってしまうんじゃないか」
時々このような事を言う方もいますが、普通の社会生活を送っている限り、添加物ゼロの食事を継続する事はほとんど不可能です。
ベジタリアンで且つ自分で無農薬野菜を栽培していたり、取り寄せていたり。
仕事は自営業で食事の自由が利くなど、かなり多くの条件が必要になってきます。普通の会社員をしている限り、添加物無しの食事を実現する方が難しいです。
ですので、耐性が無くなるなどといった心配は全く不要なのです。
味覚の形成は8才までで決まる
人の味覚は、8才から9才辺りで決まると言われています。
もちろん成人になってからもバカ舌を治すことはできるでしょうが、一番大切なのがこの時期です。
小さい頃からジャンクフードや偏った食事ばかりを取っていると、身体に良いはずの食材を美味しく感じる舌や感性が育ちません。
反対に、ジャンクフードや化学調味料の味に親近感を感じてしまい、成人になってからもそれらを欲してしまいます。
しかも不幸なことに、今の時代は身体に悪いものほど値段が安い。
財布の紐には易しいのかもしれませんが、子供の未来やあなた自身の身体には易しくありません。
諦めるのにはまだ早い
小さい頃に味覚が決まってしまっていても、全く挽回が出来ないわけではありません。
私も、ジャンクフードをよく食べていた2~3年前は気づかなかったのですが、最近添加物がたっぷり入った食品を食べると、化学調味料の味が気になることがあります。それだけ、舌が自然の味に慣れてきたんだと思います。
60歳になって料理の味が分からないおじいちゃん、おばあちゃんになるのは何だか寂しいですよね。
自炊は一度やり始めると楽しくなるものです。初めは簡単な料理(野菜を茹でるとか)でも十分なので、ぜひ挑戦してみましょう。
朝晩の食事の調整が難しい方は、まずはランチから始めましょう。

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