皆さんこんにちは。長期休暇になると必ず体調を崩してしまうmongomeです。
今週はゴールデンウィーク(GW)真っただ中ですが、レジャーや旅行などで外に出る日ばかりでは疲れてしまいますよね。僕は結構インドア派なので、今日も喫茶店でのんびりとブログを書いています。
僕は長期休暇になると、日頃は手が出せない煮込み料理などのちょっと手が込んだ料理が作りたくなります。
今回は、そんな休日の料理熱に燃料を投下するような料理本を4冊紹介します。
どれも有名な本ですのでご存知の方も多いと思いますが、久しぶりに読み返してみるのも楽しいですよ。
魔女のスープシリーズ 阿川佐和子著
エッセイストでタレントの阿川佐和子さんか書いた食に関するエッセイ。阿川さんが日頃作っている料理や、お気に入りのレストランでの出来事などが短編的にまとめられています。
僕はこの本を読んで
「料理と食べることが大好きな人の頭の中を体感できる本」
だと思いました。
あまり料理に興味が無い人でも、阿川さんの頭の中を覗けば、案外すぐに料理好きになるかもしれません。
[amazonjs asin=”4101184577″ locale=”JP” title=”魔女のスープ: 残るは食欲 (新潮文庫)”]ダンスダンスダンス 村上春樹著
言わずと知れた村上春樹の羊シリーズの完結編。30歳を超えた主人公が、昔訪れた北海道のイルカホテルへ自分を探しに行く旅を描いた一作。今回も不思議な人物達と出会い、自分が何者なのかを模索し続ける主人公が描かれています。
学生のころ”おじさん”だと思っていた主人公の年に僕もとうとう近づいてしまいました。
同世代になると、彼が如何に大人なのかが分かります。こんなおしゃれな料理、僕は未だに作れません笑。
[amazonjs asin=”4062749041″ locale=”JP” title=”ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)”]ファミレス 重松清著
2013年に日本経済新聞出版社から出版された小説。
舞台は2012年の東京。主人公の3人は皆50歳前後。中学校教師の陽平は、今年2人の子供が家から巣立ち、20数年ぶりの新婚生活を始めます。
料理教室で出会った一博は、大手出版社の編集長を務めており、妻とは別居中。一博の幼なじみで総菜屋の康文は33歳の妻と再婚。などなど。
この小説は、人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人が、料理通じて家族とは何か?人生とは何か?を問う物語です。とにかく料理の描写が多い小説なので、料理が好きな人には是非読んでもらいたいですね。
[amazonjs asin=”4532171229″ locale=”JP” title=”ファミレス”]かもめ食堂 群ようこ著
群ようこさん著の心温まる小説。主人公のサチエがフィンランドに開いたかもめ食堂を舞台に、その土地の人たちとのふれ合いを描いた名作。
それぞれ訳ありでフィンランドを訪れたミドリとサエコもいつの間にか店を手伝う様になり、店はいつの間にかフィンランドの人々の中にとけ込んでいきます。
初めは不思議がられていたおにぎりが、最後には美味しく食べてもらっている描写は、日本人であれば誰でもほっこりすることでしょう。
[amazonjs asin=”434441182X” locale=”JP” title=”かもめ食堂 (幻冬舎文庫)”]【書評】かもめ食堂|シナモンロールとおにぎりが美味しそうな小説[群ようこ著:幻冬舎]
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どれか1冊でも興味をもって貰えたなら嬉しいです。
料理本は他にも沢山あります。
皆さんも自分の料理熱を上げる本を見つけて、料理を楽しみましょう。
ではでは〜
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