高知県奈半利町のふるさと納税でいただいた鶏肉。もも肉は定番の唐揚げと、ローズマリーと塩胡椒だけのシンプルなオーブン焼きを作る予定。ささみは天麩羅かサッと茹でて梅肉とかわさび醤油和え。鶏肉自体がとっても美味しいので、素材の味を損なわないシンプルな味付けがいいですよね。
▶[ふるさと納税]高知県奈半利町のお楽しみコース(年6回発送)|2016年1月分
むね肉はどうしよう。沸騰しない位のお湯うでじっくり茹でてそのまま食べるのも良し、薄くスライスしてチキンカツレツも良い。でも肉の味を全面に出す調理法で、かつ大量に作っても飽きがこないもの、、鶏団子を作ることにしました。
鶏団子レシピ
鶏団子のレシピはとってもシンプル。特に今回は鶏肉自体に旨味がたっぷりとあるので、余計な味付けはしませんでした。
●材料
鶏むね肉 :600g(ミンチ)
長ネギ :15cm(みじん切り)
木綿豆腐 :100g
卵 :1コ
●調味料
塩 :小さじ1/2
胡椒 :少々
片栗粉 :大さじ2
生姜絞汁 :大さじ1
日本酒 :大さじ1
こんぶ :一枚
下準備
鶏団子作りのほとんどは下準備です。ここさえしっかり抑えれば、後は混ぜるだけ。
むね肉の解凍
1Kgのむね肉が入ったパックは、前日から冷蔵庫に入れておきます。10時間以経てば、ミンチに出来る程度には解凍されます。
フードプロセッサー
むね肉を適当な大きさに切ります。この後フードプロセッサーにかけるので、大きさは気にする必要はありません。鶏皮は茹で汁のダシとして使うので、はがしておきます。
フードプロセッサーにむね肉を入れ、ミンチにします。私のフードプロセッサーは中型のため、2回に分けました。
10~15秒ほどで、ミンチの完成。もうほとんどペースト状になり、粘り気がでています。歯ごたえが欲しい人は、むね肉の一部を荒ミンチのもも肉にしてもいいでしょう。
具材を混ぜる
むね肉のミンチが出来上がったら早速こねに入ります。
塩・胡椒
肉団子を作る時は、初めに塩と胡椒を加えます。塩を加えることにより、肉に粘り気が出て、もっちりとした食感になります。
長ネギ、豆腐、卵投入
長ネギと豆腐、卵を加え、豆腐の形が目立たなくなるまで混ぜます。
その他の調味料
日本酒、片栗粉、生姜の絞り汁を加え、よく混ぜます。
これで鶏肉団子のタネの完成です。冷蔵庫で30分ほど寝かせます。寝かせることで、味が落ち着くのと、形成がしやすくなります。
鶏団子を茹でる
茹でスープを作る
せっかく美味しい鶏肉を茹でるので、茹で汁も活用できるように一工夫。昆布1枚と先ほど取り除いた鶏皮を茹で汁の中に入れ、出汁を取ります。鶏団子を入れる前に昆布は取ってくださいね。
ちなみにこの鍋は、バーミキュラという無水鍋です。愛知ドビーという国内企業が作っていて、ピーク時は半年待ちだった人気商品です(現在は大量出荷体制が整ったため、ほとんど待ちがないそうです)。この鍋を使うだけで、料理の味が3段くらい上がる気がします。
▶バーミキュラ オーブンポットラウンド 18cm パールブルー BL
鶏団子を茹でる
鶏団子を形成し、鍋に入れていきます。肉団子を上手に作るには、2つのスプーンを使います。
1.適量のタネを片方のスプーンですくう
2.もう片方のスプーンですくい取る
3.それを2〜3回繰り返す
そうするとほら、写真のように丸い鶏団子になります。
そして分量分のタネを鍋にいれ、鶏団子が全て浮かんできたら完成です。
味はもう抜群。予想通り、鶏肉の旨味が全面に出た鶏団子になりました。豆腐と卵が入っているので、食感もフワフワです。鶏肉が余っている方は、是非試してみてくださいね。
余ったスープでもうひとレシピ
これだけ鶏肉の出汁が出たスープを活用しない分けにはいきません。適当な具材(今回は長ネギ、椎茸、豆腐)と鶏団子を煮込み、醤油と酒で味付けをしました。
味噌汁にしても美味しかったです。
ではではー
コメントを残す