こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
コーヒーが好きな人、カフェの開業に興味がある人なら、コーヒーに関する資格に関心を持ったことはあるのではないでしょうか。
しかし「コーヒー 資格」で調べてみると、「コーヒーマイスター」や「コーヒーインストラクター」など、「コーヒー○○」という資格が多いこと。
どの資格でどのようなことを勉強できるのかわかりづらいと感じるかもしれません。
そこで今回は、頭に「コーヒー」がつくコーヒー関係の資格について、それぞれの特徴と違いをご紹介します。
コーヒーマイスター

コーヒーマイスターは日本スペシャルティコーヒー協会が認定する資格。
コーヒーについての知識と基本的な技術の習得し、豊かなコーヒー生活が提案できるプロのコーヒーマン(サービスマン)を目指せます。
学習内容は、コーヒーが伝播した歴史、生豆の見分け方、生産国、保存法など、コーヒーに関する知識が幅広く網羅されています。
資格取得までには、自宅でコーヒーマイスター養成講座を受講後、3時間に及ぶ実技講習会と認定試験を経て合格となります。
実技講習会は2017年現在、東京と大阪で不定期で開催されているため、この日程に合わせて自宅学習が必要となります。
その後、別の日程で行われる検定試験を受験し、合格すればコーヒーマイスターの認定を受けられます。
「1ヶ月もあれば大丈夫だろう」
などとタカをくくっているとえらい目にあいますので、前々から試験勉強を進めたほうがいいです。
講習会や試験の日程は日本スペシャルティコーヒー協会のホームページを確認しておきましょう。
詳細は「コーヒーマイスター!試験対策や気になる費用は?色々あるコーヒーの資格」という記事も紹介しています。
コーヒースペシャリスト

日本能力教育促進協会(JAFA)が認定するコーヒーの資格です。
豆や焙煎による香味の違い
ラテアートやデザインカプチーノ
ペアリング理論に基づいたスイーツ&フードレシピ
ブレンディング方法
など、コーヒーに関するあらゆる知識を習得した専門家に与えられる資格です。
豆の知識、おいしいコーヒーの入れ方といった基本的なところから、カフェ開業のノウハウまで実務的で幅広いのが特徴。
formie(フォーミー)という、オンライン資格・通信講座ポータルで受講し、在宅での受験が可能です。
子育てが忙しかったり試験会場が遠方にある方にはおすすめですね。
試験の結果は即日わかるので、結果を待つ必要もありません。
まずは気軽に勉強したいという方、将来的にカフェなどで独立開業を目指している方におすすめです。
詳細が気になる方は「コーヒースペシャリストとは?気になる資格の内容や合格率など」も読んでみてくださいね。
コーヒーソムリエ

日本安全食料料理協会が認定する資格。
コーヒー豆、コーヒーの産地や種類、おいしい生豆の見分け方、焙煎についてなど、コーヒーを選び楽しむための知識が問われる認定試験です。
いくつかの方法がありますが、多くの通信講座を開講している諒設計アーキテクトラーニングで「カフェ・コーヒーW資格取得講座」を受講するのがおすすめです。
ここは日本安全食料料理協会からコーヒーソムリエの指定講座の認定を受けており、試験免除で資格がとれるスペシャル講座も用意されています。
「W資格取得」というだけあって、コーヒーソムリエだけでなく、カフェオーナースペシャリストの資格取得を目指せるところも魅力のひとつです。
試験は偶数月の指定された日程で、在宅での受験が可能です。申込期間や試験日などの詳しい日程は、日本安全食料料理協会のホームページに掲載されてますので、そちらをどうぞ。
関連記事:色々あるコーヒーの資格!コーヒーアドバイザー(ソムリエ)
コーヒーコーディネーター

様々な通信講座を取り扱う日本創芸学院が認定する試験で、コーヒー豆の知識から焙煎、抽出方法まで学べ、本格的でおいしいコーヒーを淹れられるようになります。
アレンジコーヒーの入れ方
エスプレッソやラテアートの作り方
カフェ開業ノウハウ
に至るまで、幅広い知識が身につけられるので、将来的にバリスタとして働きたい方、カフェや喫茶店の開業を目指したい方におすすめの資格です。
資格取得のために必要な試験等はなく、日本創芸学院のテキストを最後まで受講した方がコーヒーコーディネーターとして認定証書が授与されます。
関連記事:5分で紹介するコーヒーコーディネーター講座|資格費用と難易度も
コーヒープロフェッショナル

UCCコーヒーアカデミーが、おいしいコーヒーを楽しんでいただくために必要な知識と技術をバランスよく習得された方をコーヒープロフェッショナルとして認定しています。
コーヒーについての基礎知識、抽出方法、楽しみ方を学ぶベーシックコースを受講後、プロフェッショナルコースで、ペーパードリップ、アレンジコーヒー、ブレンドなど、コーヒーの知識や技術をさらに深めます。
東京と神戸にスクールがあり、受講後、年に2回行われる筆記試験と実技試験に合格して優秀な成績を修めた方を「コーヒープロフェッショナル」として認定します。
詳細:ユーキャンの資格取得講座
まとめ
このように、頭に「コーヒー」がつく資格でも、学習内容、試験の形態、合格基準はさまざま。
ただし、どの資格もコーヒーに関する基本的な知識を学べるだけあって、コーヒー好きな人なら楽しみながら勉強できそうですね。
個人的には、趣味として勉強を楽しむことから始めたい人は
将来のことも考えてしっかり勉強をしてみたいという人は
がおすすめです。
資格を得られたことは自信につながりますし、カフェでの仕事に生かされるのではないでしょうか。ぜひご自分に合った資格取得を目指してみてくださいね。
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