隠れコーヒーの街「新橋」で本格焙煎を体験しよう|ぼくらの焙煎工房【後編】

ぼくらの焙煎工房

こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。

今回は、いよいよ焙煎体験の様子をご紹介します。「ぼくらの焙煎工房」の紹介や焙煎体験の概要は前編を読んでくださいね。

隠れコーヒーの街「新橋」で本格焙煎を体験しよう|ぼくらの焙煎工房【前編】

ではさっそく焙煎体験を始めましょう。

コーヒー豆の焙煎方法

ハンドピッキングで欠点豆を取り除く

今回私が焙煎する豆に選んだのは「エチオピア イルガチェフG-1 ナチュラル・アリーシャ」。ナチュラルというのはコーヒー豆の生産工程の一つで、水洗いをしていない豆のことです。

洗っていないため、コーヒー豆に付着した微生物の影響をそのまま受けます。微発酵したその独特な風味が好きという人もコーヒー好きには多いようです。

 

コーヒー豆が決まったので早速焙煎開始、というわけにはいきません。その前に欠点豆のピッキングです。

 

写真のようにコーヒー豆を1つ1つ目視で確認して、欠点豆を取り除いていきます。見た感じは大丈夫そうでも、1つ1つの豆をじっくり観察すると、間違い探しを見つける要領で欠点豆が見えてきます。

 

ピンぼけして分かりづらいですが、青く変色した豆や形の悪い豆が数粒見つかりました。

ぼくらの焙煎工房」で仕入れているコーヒー豆はスペシャリティコーヒーなので、選定作業を終えた状態で輸入されます。

現地では相当量の欠点豆がピッキングされているんでしょうね。私たちが美味しいコーヒーを飲めるのも、これらの人達の仕事の結果だということを改めて感じました。

焙煎記録表の使い方を学ぶ

焙煎作業はいわば「実験」です。1回1回の焙煎記録をこの用紙に書き込んで、焙煎度合いとコーヒー豆の出来上がり具合をデータで残していきます。

プロの方達は、途方もない回数の焙煎の中で蓄積されたデータを元に、自分の理想とする焙煎方法を見つけていくんでしょうか。好きだからこそできる仕事ですね。

焙煎機の使い方を学ぶ

今回使った焙煎機「ディスカバリー」は、初心者の私が聞いても1〜2回で覚えられるようなシンプルな仕組みでした。

コーヒー豆はCOOFEE DISCOVERYと書いてあるドーム内で焙煎されます。中にある円柱状の筒が回転し、コーヒー豆がリズミカルに踊ります。

焙煎が完了すると、レバーを引いて右側の冷却スペースにコーヒー豆が落ちてくるといった構造です。

 

左がガスメータ。その下がガスの着火用レバーです。

 

ガスに火が点火する感じは普通のガスコンロといった感じで、この時なぜか親近感を覚えました。

いざ焙煎スタート

はじめにコーヒー豆をセットします。下のレバーを動かすと、豆が焙煎機の中に入っていきます。豆が落ちていくときの「シャーッ」という音が心地いいです。

その後は、山口さんに色々とやり方を教わりながら焙煎機を調整します。何をしたのかは、「焙煎体験」でのお楽しみです。

焙煎って結構科学的なんだなと感心しながらも、写真のようにちょうど良い焙煎加減のコーヒー豆が出来上がりました。

少し冷ましたら完成です。

焙煎したコーヒーを飲む

左が山口さんが焙煎した「エチオピア ウォッシュド」、右が私の「エチオピア ナチュラル」。少しだけ私の方が浅煎りでしょうか。

でも光の加減のような気もするし。。

そんな感覚的なものを数値化してくれる機械がこちら。この機械でコーヒー豆を読み取ると、誰が焙煎しても同じ基準でロースト度合いを教えてくれます。

その結果は山口さんが焙煎した豆が46.6、私が焙煎した豆は46.2。どちらもフルシティーローストに分類されました。ほとんど同じですね。

 

焙煎体験が終わった後は、さっそく焙煎したてのコーヒーを飲んでみました。

焙煎直後はまだ味が薄かったり香りが弱いとい話も聞きますけれども、どのコーヒーも非常い美味しかったです。

 

焙煎したコーヒー豆は、ぼくらの焙煎工房のオシャレなラベルを貼った袋に入れて持ち帰ることができます。

焙煎体験を終えて

やってみるまではハードルが高いように感じていたコーヒー豆の焙煎ですが、基本的な操作であれば以外とできるものだと感じました。

ただ、焙煎はそこがゴールではなくスタートなんですよね。そのコーヒー豆の美味しさを最大限に引き出す焙煎具合を見つけるのが、プロの仕事なんだと改めてわかりました。貴重な体験ができてよかったです。

ウイスキーやワインだと、製造工程を体験することは中々難しいですけれども、コーヒーであれば都内でもいくつか焙煎を体験できる施設があります。

皆さんもぜひ焙煎を体験してもっとコーヒー好きになってみませんか。

ぼくらの焙煎工房