こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
私はハンドドリップでコーヒーを淹れる時は、2つのドリッパーを使い分けています。
メリタ社のアロマフィルターとコーノ式円錐型ドリッパーの2つです。
これまでいくつかのドリッパーを使ってきて、5年程前からここに落ち着きました。
コーヒーにハマってくると、結構ドリッパーの違いが気になり始めてくるんですよね。
今回は、各社のドリッパーが持つ特徴を、私が実際に使った印象を交えて紹介します。
ドリッパーによってそんなに味が変わるの?
人それぞれな部分もありますが、ドリッパーによってコーヒーの味は変わると思います。そのため、ドリッパー選びは美味しいコーヒーを飲む上では大事な要素です。
なぜか?
それは、ドリッパーによりお湯の流れが結構違うからです。
私がドリッパーを選ぶ際にポイントにしているのは次の4点です。
- 材質 (陶器かプラスチック)
- 形状 (円錐型か楕円型か)
- 抽出口 (穴のサイズ、数、位置)
- 流路 (渦巻き型、直線)
1. 材質
代表的なのは陶器とプラスチック。どちらがいいというわけではなく、その特徴は一長一短です。
陶器の場合は、温度変化に敏感になります。
冬だと予め温めておかないと、お湯を注いだ時に温度が下がってしまいます。プラスチック製は、匂いが気になるという方もいますね。
[プラスチックタイプ]

2. 形状
円錐型はドリッパー内の対流の動きがシンプルなので、初心者でも淹れ易い構造です。ハリオ社のV60とコーノ式が円錐ですね。
日本で馴染みのある形は、カリタ社やメリタ社の楕円式ではないでしょうか。
最近はスーパーでもハリオ社のドリッパーを見かけますが、昔はカリタかハリオがほとんどでしたよね。
[ハリオ式円錐タイプ]

3. 抽出口
私が一番気にしているのが抽出口です。それぞれ次の特徴がありあす。
メーカ毎のドリッパー形状
- コーノ ‥‥ 円錐の頂点に大きな穴が1つ
- ハリオ ‥‥ 同じく穴が1つ。コーノ式よりも大きい
- カリタ ‥‥ 小さい穴が3つ
- メリタ ‥‥ 小さい穴が1つ
- メリタ ‥‥ 小さい穴が1つ。穴は底から1cm程度高めにある
(アロマフィルター)

穴のサイズや数が違うと、珈琲が落ちるまでの時間が変わります。ここからは好みの領域ですが、私が淹れてみた印象は次の通りです。
形状による味の違い
- コーノ ‥‥ 味も丁度よく、何より淹れやすい
- ハリオ ‥‥ コーノ式よりさっぱりとした味わい
- カリタ ‥‥ 丁度いい。オールラウンダーな印象
- メリタ ‥‥ 苦みが強くでる。粉が底に溜まってしまうことが多い
- メリタ ‥‥ 1杯分を淹れるには丁度いい。2杯以上だと粉が溜まる
(アロマフィルター)
私は1杯分を淹れることが多いので、家ではアロマフィルター、職場ではコーノ式を使ってます。
4. 流路
ドリッパーに入っている溝は”リブ”と呼ばれ、こちらは抽出口と同様、珈琲を淹れる時間に影響します。
同じ円錐型でも、コーノ式は下半分に直線状のリブが入っており、そこを伝って抽出口まで流れていく仕組みになっています。
上半分にはリブがないので、お湯の淹れ始めはゆっくりで、徐々に落ちるスピードが上がってくるイメージです。
比べてV60はドリッパー全体にスパイラル状のリブが入り。見た目通り、スムーズにお湯が落ちていきます。
V60は複数人分の珈琲を淹れると美味しくできる気がします。
ここからは、日本では代表的な2つのドリッパーである”カリタ式”と”メリタ式”の違いをみてみましょう。
小さい3つ穴のカリタ式
カリタのドリッパーは、複数回お湯を入れることを想定して設計されています。そのため、穴は3つでドリッパー全体にリブが通っています。
お湯の落ちるスピードはやや早いため、すっきりとした雑味のないコーヒーが好きな人に向いています。
小さい1つ穴のメリタ式
メリタのコーヒードリッパーは1~2回で抽出しきることを想定しています。そのため、穴は1つでリブはドリッパーの真ん中までしかありません。
じっくりとエキスを抽出する構造のため、味が濃くボディの効いたコーヒーが好きな人に向いています。
皆さんはどのドリッパーを使っていますか?
ハンドドリップが苦手だという方は、自分に合ったドリッパーを探してみるのも楽しいですよ。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんばんは^^
ドリッパーも 色々なものがあって
それぞれ特徴がありますよね^^
私も その時の豆の感じで使い分けてみたりして
楽しんでいます^^
自分に合った使いやすいドリッパーで
美味しいコーヒーを淹れて くつろぎたいですね^^