こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
2015年以降、サードウェーブコーヒーに沸いた日本。そんなコーヒーブーム真っただ中の日本で、早くもフォースウェーブが到来するという話しが密かに盛り上がっています。
目次
フォースウェーブコーヒーとは?
実はフォースウェーブコーヒーの定義はまだ定まっておらず、いくつかの候補があります。今回は、その中でも有力候補となっている3つの説をご紹介します。
(1) サードウェーブ+コミュニケーション
猿田彦珈琲店主・大塚朝之さんが目指しているのが、サードウェーブコーヒーの高クオリティのコーヒーにコミュニケーションを加えたもの。最近はCMでも見かけますね。
大塚さんは、品質だけではなく店とお客さんの交流をはかったり、お客さん同士が繋がるきっかけを提供していく、サービスを重視した考え方をお持ちです。
既に一部の外食業界ではサービス重視の考え方が浸透しつつありますので、コーヒーもこの流れに乗る可能性は高いかもしれません。
猿田彦珈琲店主・大塚朝之さんが目指す「日本発の”フォースウェーブ”コーヒー」 http://t.co/aTJS7ezsoa @HuffPostJapanさんから
— シーサー♪♪寝起き猛烈眠太郎ぱっ青椒 (@shisa919) 2015, 3月 14
都会の喫茶店は、ビジネスマンがパソコン作業をしたり、主婦やリタイアされた方々が雑談を楽しむ”空間”として利用することが多いです。そこに高品質なコーヒーだけではなく、行き届いたサービスが加われば、非常に魅力的なお店になること間違いなしですね。
ただ、都心は土地代が高い。居心地が良ければ一人当たりの滞在時間が長くなり、その分コーヒー代も高くなるかもしれませんね。
(2) 高品質なコーヒーを自宅で楽しむ
サードウェーブコーヒーは「喫茶店で高品質なコーヒーを楽しむ」がコンセプト。2016年は、そんな高品質なコーヒーを自宅で楽しむ動きが進んでいくと予想されます。その大本命がドリップコーヒー。
専用の道具が必要なドリップコーヒーは敷居が高いですが「ドリップパックコーヒーであれば手軽に楽しめる」。今、高品質で美味しいドリップパックコーヒーがどんどん増えてきています。
コーヒートレンド大予想!2016年は「フォースウェーブ」が来る予感 – https://t.co/AjXtMcBw3L pic.twitter.com/tJE5dcdXiS — macaroni (@macaroni_news) 2015, 12月 30
最近では、オリジナルブランドのドリップパックコーヒーを販売している個人経営やサードウェーブの店も増えてきていますよね。
(3) 高品質+ハイテクノロジー
サードウェーブコーヒーで改めて注目されているハンドドリップコーヒーとは反対に、最先端の技術を駆使したコーヒーメーカーやエスプレッソマシンが開発されています。
コーヒーのフォースウェーブ :コーヒー業界の新しい動き http://t.co/jhEvi4QWUE pic.twitter.com/IjlxXYHIJt
— 日経テクノロジーオンライン (@techon) 2015, 9月 25
Starbuckが提供しているクローバーというブリューイングマシンは知っている人もいるはず。
クローバーはデジタル制御によりコーヒーの味に影響を与える抽出時間や温度の変化が管理を管理しています。最適な抽出温度を常に維持し、適度な蒸らしを加えて味を引き出します。
[参照:www.starbucks.co.jp/coffee/reserve/]
フォーウェーブは、これらの最先端機器が先導していくという話しもあります。
2015年上陸のサードウェーブコーヒー
2015年は日本中で話題となったコーヒー界の黒船ことブルーボトルコーヒー以外にも、様々なコーヒーショップが日本に上陸しました。ここでは、その中の一部のお店を紹介します。
ゴリラコーヒー
2015年1月17日オープン
[参照:gorillacoffee.jp/]
ニューヨーク・ブルックリン発のコーヒーチェーン店。スタンダードなコーヒーの他、バナナチョコレートシェイクやダークチェリーヨーグルトシェイクなど、一風変わったシェイクメニューも豊富です。
ブルーボトルコーヒー
2015年2月6日オープン
[参照:https://bluebottlecoffee.jp/]
日本でサードウェーブコーヒーと言えばブルーボトルコーヒーという方が圧倒的でしょう。アメリカ・カリフォルニア州オークランド発のコーヒーチェーンです。コーヒー豆は粉では販売せず、豆だけの販売です。ここにも拘りが感じられますね。
▶公式サイト
コーヒービーン&ティーリーフ
2015年5月26日オープン
コレド日本橋の正面に位置するコーヒービーン&ティーリーフは、アメリカ最古のコーヒーチェーンです。緑を多く使った外観は、忙しいオフィス街のオアシスとして、既に多くのビジネスマンやOLに愛されています。
コーヒーは100%契約農家から仕入れる拘りの入れよう。シングルオリジンコーヒーをメインに、カプチーノ、カフェラテ、エスプレッソなどを楽しむことができます。
アロハコーヒーラボ
2015年5月20日オープン
[参照:www.alohacoffeelab.com/]
東京・木場に1号店を構えたハワイ発祥のコーヒーチェーン店。ハワイ産のコーヒーが楽しめます。コーヒーの淹れ方を学ぶワークショップも定期的に開催しているので、自分で美味しいコーヒーを淹れてみたい方にはおすすめです。
まとめ
さて、2016年も話題に尽きなそうなコーヒー業界。一年後、フォースウェーブコーヒーという言葉がどのような意味で使われているのか、今から楽しみですね。
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