こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
最近、スターバックスやドトールなどのコーヒーカフェへ行くと、多くの方がパソコンでの作業や勉強をしていますよね。
私がカフェを使い始めた10年ほど前に比べると、確実に一人当たりの滞在時間は伸びているような気がします。
そもそも、昔は内職や勉強は家や図書館でしていたものです。それが最近では「カフェは勉強するところ」というイメージが一般的になりました。
特に東京の中高生や大学生などは、
「カフェじゃないと勉強ができない」
なんて人もいるはずです。
最近は仕事が早く終わったサラリーマンも増え、席を取るのがさらに難しくなってきました。
なぜカフェで勉強する人が増えてのか?
それは家で勉強し辛くなってきたからだと私は思います。その元凶がスマホ、特にTwitterやinstagram、FacebookなどのSNSでしょう。
学生が家で勉強していても、友人はお構いなくメッセージを送ってきます。
電源を切ればいいのですが、学生のコミュニティに所属する以上、それは無理な話です。
それでもなんとか勉強したい彼らは、街へ出向きカフェで参考書やレポートを広げるのでしょう。
私がよく行くスターバックスでは、スマホとレポートをほとんど交互に取りかえる学生をたまにみます。
初めの30分はなんとか参考書に目を通していますが、次第にスマホを持つ時間が多くなり、最後には肘をついて両手でスマホを握り出します。
たいていの人は、そのまま席を立っていきますね。
さて、前置きが長くなりましたが、この状況は長期的にみて、日本の学力低下を招くでしょう。
「他の国の学生も同じでしょ?」
確かにそうなのですが、モラトリアムな学生生活を送ることのできる日本の学生は、アメリカの学生に比べて生活にも余裕があります。
何と言っても日本の大学は入学は難しいのに、その後の卒業は簡単ですからね。
そんなゆるい生活の中で勉強していると、ついついスマホも手に取ってしまうのです。
カフェと行政が協力して勉強施設を作ればいい
空き時間にカフェに立ち寄り、本を読んだり勉強をしたり。そういう使い方であれば、カフェは非常に効率の良い勉強場所です。
ただし、一日に何時間も勉強するつもりなら話は別です。やっぱり家や図書館の方が効率的でしょう。
ここからは私の妄想です。
一息つくためにコーヒーを飲める勉強用施設を地域が作ってしまえばいいのです。そのスペースにスターバックスやドトールが間借りして、コーヒーを販売します。
場所代はタダ。その代わり、利益の一部を施設に還元するんです。お金がなくて図書館や施設を作れない行政も、これなら収入源を確保することができますよね。
遠くない将来、美味しいコーヒーが飲めて静かなスペースが街に増えたらといいなぁと思っています。
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