画像引用:madrid.lecool.com/inspirations/ruta-del-carajillo/
こんにちは、mongomeです。
先日、BSのNHKオンラインで放送されている人気番組「世界入りにくい居酒屋」のスペインバレンシア特集で、焼きコーヒーという飲み物が紹介されていました。
夜の11時過ぎにボーっと観ていたのですが、突然「焼きコーヒー」というフレーズが耳に入り、そこからは食い入るように魅入ってしまいました。
引用:www.nhk.or.jp/nikui/#backnumber
ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?私は初耳。
コーヒーマイスターの資格を持っている身としては、まだまだ知らないことがあるんだなと勉強になりました。
今回は、焼きコーヒーが少し気になったので、どのような飲み物なのかを調べてみました。
焼きコーヒーとは?
焼きコーヒーとは、スペインで広く飲まれているエスプレッソの飲み方で、ラム酒やウイスキーを混ぜて飲むアルコール飲料のことです。
スペイン語ではcarajillo(カラヒージョと読む)と呼ばれています。番組では焼きコーヒーと呼ばれていましたが、カラヒージョと呼ぶ方が一般的のようです。
カラヒージョの歴史
19世紀末のキューバ独立戦争時代、スペイン人兵士たちが士気を高めるためにキューバーのコーヒーにブランディーを混ぜて飲んでいたものと言われています。それが本土スペインに引き上げてきたスペイン人達により継承され、現在に至ります。
引用:スペインの扉より
カラヒージョのレシピ
テレビで放送されていた店のレシピ
1. ラム酒に火をつける
2. ラム酒に佐藤、レモンを少量加える
3. そこにコーヒー豆を数粒加える
4. エスプレッソを加える
以上です。簡単ですよね。
お好みで、ラム酒をブランデーやウイスキーに変えたり、シナモンスティックを加えたりなど、アレンジも豊富です。
ちなみに、コーヒーとウイスキーを合わせたものはアイリッシュコーヒーと呼ばれます。こちらはアイルランド発祥のカクテルです。アイリッシュウイスキーを使うことが条件のようで、スコッチを使った場合はゲーリックコーヒーと名称が変わります。
引用:JURA
ラム酒に火をつけると、淡い青の火が広がります、薄暗い雰囲気の良いバーで、カウンター越しに作ってもらいたいですね。
肝心の味は?
実は、まだ飲んだことがありません。番組内では、食後や飲みの後に飲まれていました。最後のシメのドリンクという位置づけなんでしょうか。
最後にコーヒーを飲んだら、カフェイン効果で眠れなくなるような気がしますが。。
カラヒージョの飲み比べ。、#スペイン#でもっともレトロな飲み物が今年の冬のブームです。
Ruta de carajillos por las calles de Valencia http://t.co/zushuwx5IV pic.twitter.com/KShQ8QbEKl— Hiroko Tsuchiya (@TsuchiyaHiroko) 2014年11月17日
日本ではあまり広まっていませんが、海外では普通に飲まれているカクテルみたいです。
Con unos amigos tomamos un carajillo en el Campoy de Moncofa. #elbuencarajillo pic.twitter.com/l43ny5gL2M
— El buen carajillo (@elbuencarajillo) 2016年10月22日
スイーツとの相性も良さそう。
Corrección carajillo doble más postre esto es del diablo !!! Sin mencionar que en la mesa hay una colombiana!!! pic.twitter.com/RC4lbLHPxn
— hector marquez (@jiots) 2016年10月20日
今度バーのメニューにあったら、絶対に飲んでみようと思います。
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