「家が金持ちだったらなぁ」
「もっとイケメンにうまれてたらなぁ」
「アイツはいいよな、何もかも恵まれてて」
「あの人は美人だから苦労を知らないのよ」
この気持ち。共感出来る人は多いはずです。私も少なからず考えたことがあります。でも長い人生、こんなことを死ぬまで思い続けてるなんて馬鹿馬鹿しいですよね。
「でも、馬鹿馬鹿しいけど事実だし。ならどうしたらいいの?」
そう思うのが普通です。
実はこの負の気持ちは、考え方を変えることで、大きな正の力に転換することができます(本の受け売りですが)。
社会人になって思ったんですが、何でも人のせいにする人は年齢関係なく存在します。むしろ、年を重ねるにつれて頑固になり、その思考から抜け出しづらくなっている人をよく見かけます。
こんな人に読んで欲しい
● 毎日満員電車でイライラする
● 同僚や部下が言うことをきいてくれない
● 最近イラっとすることが頻繁に起きる
● いつも自分ばかりに仕事がまわってくる
今回紹介する本は、ぜひ全部読んでもらいたい。一つ一つ読んだだけでもとても勉強になりますが、併せて読むことで何倍にも効果がアップします。
4冊の共通点
どれも対話式、物語形式の構成です。人間関係や自己を見つめなおすためには、説明文よりも実際のシチュエーションを例にする方が効果的なんでしょうね。
では早速、一冊目からご紹介します。
光と影の法則
タイトルは重々しいですが、内容は小説形式です。著者の心屋仁之助さんは心理カウンセラーとして有名な方です。
主人公の裕子は33歳の主任。仕事も順風満帆でしたが、上司が変わったことがきっかけで、何もかもが上手くいかなくなってしまいます。
彼女は、周囲の協力により何が問題であるかを徐々に理解し、自分を少しずつ変えていきます。
この本は、仕事の人間関係に悩んでいる人におすすめです。主人公は少々極端な性格ですが、あなたにも当てはまる部分は多いはずです。
職場には自分の理解者が居ないと感じているあなたは、今すぐこの本を手に取るべきです。
臆病な僕が勇者になれた7つの教え
この本も小説形式。小中学生のお子さんを持つ方は、ぜひご家族で読むことをおすすめします。レビューが長くなったので、こちらの本は別記事にまとめました。
嫌われる勇気
言わずと知れたベストセラー。今でも書店の目立つところに置いてありますよね。
アドラー心理学を分かりやすく対話形式で紹介しています。
この本を読む方なら、少なからず主人公の青年と自分に重なる部分があるはずです。私も読みながら「自分の学生時代をモデルにしたのかな?」と思ってしまうくらい、共感できる部分がありました。
アドラー心理学では、過去を理由にしません。今起こっている問題は、今の自分が原因。過去のトラウマや経歴との因果関係はないという考え方です。
人は知らず知らずのうちに周りや過去のせいにしがちなので、一度は読む価値がある一冊です。さすがベストセラー。
人を動かす
デールカーネギーの名書。お堅い本と思いきや、とても読みやすい短編形式になっています。
デールカーネギーはアドラー心理学の影響も受けているためか、思想がとても近いように感じました。一つの物語は10ページほどと短いため、空き時間に読み直すには丁度いい分量です。
私もいつも鞄に入れてます。
まとめ
私がこの本を読んだのはここ1年の間です。全てたまたま周りに紹介されたのですが、読んでみると受けるメーセージには共通するものがありました。
きっと、これらの本を読むべき時期だったのだと思います。
私は、この4冊を読んで考え方が180度変わりました。人生に大きな変化が訪れるのはまだ先かもしれませんが、毎日見える景色は明らかに変わりました。
皆さんもこの本に興味を持ったということは、無意識のうちに自分を見つめることを欲しているのだと思います。
ぜひ、この本を読んで生まれ変わってくださいね。
ではでは〜
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