こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。
私は2015年にコーヒーマイスターの資格を取得しました。
資格取得の勉強では、分厚いテキストを読みつつ練習問題を解いたりして。久々に本格的な試験勉強をしました。
試験勉強はご無沙汰だったので、かなり苦戦。。
試験では苦手な暗記問題が多く、当時はかなり苦労を強いられました。でも、コーヒーマイスターの資格を取ってからは、勉強がおろそかになっている気がします。
コーヒーの資格は沢山ある
コーヒーマイスターの資格を取った後「他の資格ってどうなんだろう」と気になる様になりました。
資格は持っていれば良いわけではなく、それを取るための勉強だったり、取った後の取り組みだったりが重要です。それは分かっているですが、どうしても気になる。
今回は、今気になっている資格コーヒースペシャリストとコーヒーマイスターの違いについて比較してみました。
コーヒーマイスターの基本情報
コーヒーマイスターとは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する資格です。
日本で初めてプロのコーヒーマン向けに設定された試験ということもあり、資格の中では老舗の位置づけです。2015年12月時点での資格保有者は3,766名、思った程有資格者は多くありません。
必要費用は¥49,420円からで、試験の他に、実技研修が1日あります。場所は東京、神戸、福岡と選べるので、地元に会場が無い方でも、旅行がてらに参加できる場所ですね。
試験は筆記100%。100点中60点以上で合格です。
私はかなり苦戦しました。。
コーヒースペシャリストの基本情報
一方、コーヒースペシャリストはformieという団体が認定している資格です。コーヒーの知識から抽出方法やカフェ開業など、コーヒーのこと以外も幅広く学ぶことができるのが特徴。
formieは割と新しい資格サービスで、コーヒー以外の資格も含め、総受講者数は7,000人ほどのようです。これからメジャーな資格団体になっていくのかもしれませんね。
必要経費は38,000円。実技研修もなく、試験もオンライン上で実施できるので、交通費もかかりません。
時間の無い方にはコーヒースペシャリストの方がありがたい(時間がないのに資格が取りたい人がいるかはさておき)。
ちなみに、試験の合格ラインや合格率は非公表のようです。
その代わりに、無料の体験受講が出来るそうなので「気になるけど怪しいな〜」と思った人でも安心です。
違いその① 試験範囲の違い
コーヒーマイスターとコーヒースペシャリストでは、試験の対象範囲がずいぶんと異なります。
- コーヒーマイスターの試験範囲
コーヒーマイスターの試験では、まずコーヒーの歴史から入ります。どのような経路や歴史的事情でコーヒーが世界中に広まったのか、嗜好品になる前のコーヒーの扱いなど、知識として学ぶだけでも面白い内容が詰まっています。
他にも、コーヒーの産地や、生豆からコーヒーになるまでの処理方式の説明や、コーヒーにおける経済効果など、コーヒーに関するほぼ全てを網羅しています。
その分、試験勉強も大変なんですけどね。
- コーヒースペシャリストの試験範囲
コーヒースペシャリストの試験では、より実用的な範囲が出題されます。例えば、ハーブやスパイスを混ぜたアレンジコーヒーの作り方や、コーヒーをより楽しむためのフードペアリング理論など。
他にも、カフェ開業に必要な知識やノウハウなど、コーヒーに関わる周辺知識が問われます。
違いその② 試験内容の違い
コーヒーマイスターの試験には、選択式の問題もいくつかありますが、基本は記述方式です。
そのため、何となく分かっていても回答ができないのが辛いところです。
一方コーヒースペシャリストは試験方式を公開していませんが、ウェブ試験なので、恐らく選択問題が中心でしょう。
まとめ
調べてみると、同じ”コーヒー”がつく資格でも結構コンセプトが違うということが分かりました。
資格の内容や難易度はホームページなどに記載がありますので、ご自分の状況に合った資格を選ぶのがいいと思います。
コーヒーの知識が身につくと、今まで飲んでいたコーヒーも、また違った味わいになることでしょう。
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