コーヒー全般

日本でブルーマウンテンNo.1が手に入らない!! 品薄状態の理由は?

こんにちは、コーヒーマイスターのmongomeです。

昨年の夏以降、ブルーマウンテンNo.1の品薄が騒がれています。最近私の行きつけの喫茶店でも、入荷未定状態となってしまいました。

ブルーマウンテンは皆さんご存知の通りジャマイカのブルーマウンテン峰で生産されているコーヒー豆のことです。

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ジャマイカとコーヒー

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ジャマイカ大使館WEBサイトより

首都:キングストン
人口:271万人
面積:11km2(秋田県とほぼ同じ)
通貨:ジャマイカ・ドル

ジャマイカはカリブ海ある島国で、赤道付近に位置するコーヒー生産国です。最近世界陸上で盛り上がっているウサイン・ボルト選手もジャマイカ出身ですね。国名が「森と泉の島」という意味を持つ通り、この国は国土の4/5が標高500m以上で、昔から山地栽培が盛んでした。

 

コーヒーの栽培は18世紀を過ぎた辺りから

ジャマイカのコーヒー歴史はそれほど古くなく、今日のブランドの地位を築いたのは戦後のことです。UCCが積極的な生産支援をはじめたことも理由の一つだそうです。詳しくはこちら→「ジャマイカコーヒー誕生物語

そんな歴史的背景もあり(?)、ジャマイカのコーヒー豆の85%が日本向けです。もしかすると、ブルーマウンテン不足と嘆いているのは、案外日本だけかもしれません。

 

ジャマイカのコーヒー豆

ジャマイカでは、大きく分けて4種類のコーヒーが輸出用に栽培されています。

「ブルーマウンテン」
「ハイマウンテン」
「ハイマウンテン・スプリーム」
「ジャマイカ・プライム」

ジャマイカのコーヒー豆は、栽培されている地域によって名前や等級が決められています。ブルーマウンテンのコーヒーノキは標高800~1,200m付近で、その他の豆はそれよりも低い土地で栽培されています。

 

ブルーマウンテンは豆のサイズごとに等級がある

「No.1」
「No.2」
「No.3」
「ピーベリー」
「トリアージュ」

ブルーマウンテンの豆は粒が大きい程良品とされており、No.1がスクリーンサイズ(*)18とか19辺りです。等級が低い程、サイズが小さくなります。

一般に、コーヒーの品質は「寒暖差」「平均気温」「年間雨量」「湿度」「標高」などの条件が揃っているほど高くなります。ブルーマウンテンエリアは、これらが全て揃った稀少な環境といえます。

*)スクリーンサイズ・・豆のサイズを測る世界標準の方法。1/64インチを基本単位として、豆のサイズを表す。例:(1/64)×2.54(cm)×17=6.75mm(直径)

 

ブルーマウンテン不足の原因

ジャマイカでは、毎年ハリケーンによる被害がありますが、近年はサビ病による不作も重なっているようです。サビ病とはカビの一種で、コーヒーノキの葉から葉に感染が広がり、最後にはコーヒーノキ自体が枯れてしまうという恐ろしい病気です。

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NP 2DU colombia 29_lo / CIAT International Center for Tropical Agriculture

 

まめ知識:インドで紅茶の生産が始まったのは、19世紀に発生したサビ病により、
     コーヒーノキの栽培を一時的に断念したからだとも言われています。

コーヒー栽培は1年や2年でできるものではないので、後数年はブルーマウンテン不足は続くのだと思います。

 

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